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日々のキタネコへの思いや小ネタを中心に綴ります~。 たまには個人的で自己満な話題も書くと思います~。
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HN:
MAO kunoichi Ninja
性別:
女性
職業:
家事全般・子育て24時間営業
趣味:
妄想・古典芸能・自然を愛する
自己紹介:
重度キタネコ妄想患者です。不治の病です。
妖怪大好きですが、会ったことはありません。
地球と動植物と妖怪に優しい人間を目指しています。
江戸時代の文化をこよなく愛しています。
猫飼ってます。
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2025/07/05 (Sat)
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2007/08/24 (Fri)
そんな毎日ですが、先週の金曜日には無事にコミックマーケットデビューを果たしたMAOです。

当日はもう、なにもかもが新鮮な驚きに満ちていて、思いっきり初心者テンション上げまくりで、周りの方々にご迷惑をかけたような気がしないでもありません;;;;

当日はほとんどお役に立てなかったのに、親切にしてくださったやをののこ様や、初対面の上に私のほうが一世代上だと言うのに、わけ隔てなくフレンドリーにいろんなお話をしてくださった売り子仲間の方、そして初心者の私に色んなことを教えてくださったり、キタネコ話で盛り上がったりしたご近所のブースの皆様、本当に当日はありがとうございました!

若い人たちに囲まれて、最近めっきり老け込んでいたけれど久しぶりに若いエキスをいただきましたよ~っジュルルッ!<変態というか病気;;;;;

本当に、この歳になって初めて知ることがいっぱい。
新しい世界に入るって、いくつになっても楽しいものね!
特に私のヒットは、「レイヤーさん」という言葉でした。
なんとなく、コスプレする人のことを言うんだろうなとは想像がついたのですが、語源が「コスプレイヤー」の略語だと言うのに大感動!
日本人って、本当に造語センスが面白くていいと思う!

言葉がどんどん変わっていくのを「乱れ」と言って嫌がる人もいるけれど、私は言葉は生き物だから変わって当たり前だと思ってる。
とくに若い人たちが新しい言葉を作っていくのはとても自然で当たり前のこと。
その中でもあまり支持されなかったり一時的だったりするものはあっという間に消え、多くの人が使う言葉が残るんだもの。

50年違えば、言葉はずいぶん変わる。
昭和の言葉、大正の言葉、明治の言葉、江戸時代の言葉、戦国時代の言葉、武士の言葉、農民の言葉、町人言葉、貴族の言葉、御国言葉、外来の言葉、全部違って、全部いい!
標準語なんて、めちゃくちゃ歴史が浅いし、生活に根付いた味わい深い御国言葉を衰退させる言葉じゃないか!
それを正しい日本語と言われても困っちゃう。
まあ、標準語を作る利点はわかるんだけれどもね。



な~んて、激しく話がずれましたが、そんなわけで、「レイヤー」も「萌~」も「ツンデレ」もなかなか語呂も良く言い得て妙な言葉だと思っております。

で。
同人の世界に飛び込んだとはいえ、正直言ってキタネコにしか興味ありませんが、それでも時間をもらってあちこち(と言っても人ごみ嫌いなので近場だけでしたが)回ってみました。
そしたら、その範囲の広さにびっくり~。
サザエさんやドラえもん、「あらしのよるに」のオオカミとヤギですら萌の対象になるんですねー!(まあ、ギャグでやってるところが多いけれど)
面白いったらありません。
もっとあちこち見てみたかったなぁ。

しかもあの熱気は普通じゃない!
先日息子を連れて行って混雑に辟易したポケ○ンのイベントの比じゃない!
あれだけのエネルギー、なんとか有効活用できないかしら?
なんたって、広い東京ビッグサイトの館内上空に、みんなが発散する熱気と汗と血と涙で白く霧がかかるというのだから!
電力不足も雨不足も一気に解消できそうなエネルギー。

そんでもって、イベントが3日もあって、3日目はなんと男性向け同人誌デーで、あの会場がむくつけき男子で一杯になると言うのだからすごい!
しかも、みんなエッチな本を探すもんだからそれはそれは悶々とした雰囲気なんだろうな~。
それこそ、ものすごいエネルギーなんだろうなぁ。。。
なんか、上空には妖怪でも生まれてそうだよな~。
ちょっと怖いけれど、ぜひ遠くからその様子を眺めてみたいもんだなー。


それにしても、日本人って、本当に面白い!
オタク文化万歳です~。うん。世界に誇って良いと思う。
私は江戸の市井の文化が大好きなんですが、あそこにはそれにも似た熱気があります!
日本人の「笑い」や「皮肉」のセンスは失われたかと思っていたけれど、ちゃんと受け継がれてるんですね~。
あー楽しかった。

しかし、家族にも内緒の隠れオタクとしては、今後も息子を人に預けて内緒で出かけるのはかなり難しい。
来年以降は行けるかなぁ。
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2007/06/28 (Thu)
先日、うちで飼っている金魚が一匹、亡くなりまして。
二匹いて、とても仲良しだったんですが、かなり自己流の適当な飼いかたをしていたところ、うち一匹が病気になってしまったのですね。

水草があってカワニナがいて、水がきれいならエアポンプもいらないだろう、水換えも、汚くなったらでいいだろう、なんて、適当に飼っていたので…。

金魚を飼ったのも死んでしまったのも初めてではなく、これまでは死んでしまってもかわいそうとか悲しいとかは思うけれど、涙を流すほどではなかったんですね。
金魚に対して、そこまでの深い愛情をかけていなかったのです。
でも今回、瀕死の状態で底のほうに沈んでいる金魚を見つけたら、なんだか放って置けなくなって、色んな金魚のサイトを巡って治療法を調べました。

納得のいく治療法に出会えなかったので、掲示板のあるサイトで藁にもすがる気持ちでスレッド立てました。
そうしたら、そこの人たちはとってもとっても優しくて温かい人たちだったのです。
私は金魚を寝ずの看病しながら、何度も何度もそのサイトに足を運び、うざったいくらいの書き込みをしたのに、とても丁寧に答えてくださって…。

あまりに温かい書き込みに、どんどん弱っていく金魚を見ながら一人心細かった気持ちがじわーっと溶けて、お月様を見上げながらぼろぼろ泣いてしまいました。

最近、年取ったのか、些細なことで心が動くんですよねー。
基本的に涙腺かなり固いほうなんだけれど、なんか涙もろくなったかなぁ。
歳は取りたくないねぇ。ふっ

結局金魚は未明に死んでしまったけれど、なんだかやるだけのことはやったので、それなりに落ち着いて見送ることが出来ました。
次の朝、息子ガテンにその死を確認させてから、一緒に埋葬しました。
…マンション横の公園の隅っこに。(違法だって知ってますよ。だってしょうがないじゃないー、マンションなんだから!)

それにしても、この病気を機に色んな金魚サイト見て、自分がいかに間違った飼いかたをしていたか、金魚への愛情が不足していたか、思い知ったんです。
それ以降、早速残った一匹の水槽環境を快適に整えて、今はちょっとかっこいい水槽になっています。
これからは、もっともっと金魚のいい飼い主さんになってやります。

何がいいたいかというと、ネット社会って暗い部分がクローズアップされがちだけれど、いい人がたくさんいる、というか、いい人のほうが圧倒的に多いんですよね。
そうでなければ、こんな法律も何もない世界で、ここまでの秩序が出来るわけがありません。
秩序があるからこそ、それを破る人たちが目に付き、問題視されるわけだから。

私は好きですよ、ネット社会に確かに生きる、紳士淑女たち。

いやほんと、金魚の一件は久々にいい体験でした。
2006/10/24 (Tue)
一周年…
なにかしたいなーと思っているのに、なんにも考えていません。
テンション上がりません~。
なにか書こうと思っても、なぜだかとっても空しい気持ちになって、結局毎日くだらない無料ゲームとかして何時間も過ごして。

とりあえず、お部屋の掃除をしてみよう。
少しは気分が晴れるかな?

昨日から降り続いている雨が上がったら、少しはやる気が出るかな?
ああそれとも、思いっきりキタネコラブラブなお話をビデオで観たなら、気分が盛り上がるかな?

いや、逆に奥田民生でも聴きながら思いっきりだらだらしたら、すっきりするだろうか。
中島みゆきでも聴いて涙でも流せば、前向きになれるだろうか。

そういえば私ってー、BGMというものをほとんど必要としない人なのよねー。
なぜか掃除を張り切ってするときだけは、ノリのよい流したりするけれど。

私にとって音楽とは、しっかりと向き合って「鑑賞」するものであって、何かをしながらバックに流す、という芸当はとても出来ない。
音楽が流れていると、どうしてもそっちに神経を半分とられちゃって、他の作業が出来ないのです。

聴くときには何もせず、聴くことに専念する。
それこそ歌詞カードや解説書を片手にじっくり聞き入って、本を読むときのように、何度か噛み砕き、その歌詞の意味することを自分なりに解釈できてから先に進むくらいの。
好きな歌は何度も何度もリピートするだす。
CDになってから、テープみたいに「今のところをもう一度!」みたいな細かい操作が出来なくなって不便だなあ。
民生さんにしてもみゆきさんにしても、癖のある歌い方をするから、「ここの、この部分の歌い方がすごく好き~」という箇所が随所にあったりするのです。

そうそう、好きなアーティスト、と言えるのが奥田民生と中島みゆきしかいないというのもまたかなり偏屈だよね。
中島みゆきは、母の影響でほとんど子供の頃から好き。
奥田民生は、学生の頃付き合っていた彼の影響で解散寸前のユニコーンを好きになり、ソロになってからさらに好き。
あとはー、槙原とスピッツが好きかなぁ。この人たちのCDは複数持ってる。
もともと芸能オンチというか、若い子が普通聴くようなアーティストにほとんど興味がなかったからな~。
今でも好みが一世代前なので「年ごまかしてるだろう」とよく言われるし。

あとはジャズとクラシックを少し。こちらは詳しいといえるほどじゃないけれど、ジャズはピアノとトランペットが好き。ソニクラ最高!サッチモ最高!
もちろん、ジャズもクラシックも、BGMじゃありません。ちゃんと座って、コンサートホールにいるような、あるいはニューオリンズの酒場にいるような気持ちになって(ここは持ち前の空想力発揮!)、じっくり聴きます。
変だよねー、私。わかってるの。うん。いいの。

とかムダ話してたら、なんとなく気持ちもすっきりしました。
とりあえず掃除してもう少しすっきりしたら、サイトのこと考えようっと。
2006/09/05 (Tue)
プライベートで大変なことがあって~。
ただいま我が息子は左足ギプスで固められて自宅療養中です~。
元気溢れる幼稚園児を家に閉じ込めておくのって、外で一緒に遊ぶ以上にパワーがいるのよー。
まあなんとかこんな生活にも慣れてきたところですが。
毎日小女子納豆海苔ひじきごはん食べてカルシウム補給しています!
カルシウム補給は日本食で! が私のモットーです。
息子の怪我が治る頃には、家族全員骨太になりそうな…


今日、大好きなスマスマ観た後、N○Kで大好きな渥美清さんの特番やってたんで観ました。
やっぱり深い。深い人だなぁ。


その後、とある深夜番組で宮本亜門が出ていて、色々語っていたんですが、あの違いがわかる男が、なんとなく薄っぺらく見えてしまいました。
…いえ、亜門さんが嫌いなわけじゃないですよ。
すごい人だと思っています。違いがわかる男だもん。一流です。


でも、渥美清には敵わないなーと思ったです。
番組内で山田洋二氏がコメントしていました。
彼のような役者はもう出ないだろう。
才能のある人はいくらでもいる。
でも、戦争のどん底を味わって、極限の貧困と飢えを乗り越えて這い上がって、そして豊かになって頂点を極めて浮かれて、そのすべての経験をした昭和を生き抜いた人間にしか、ああいう味は出せない。
豊かで平和な時代になった今、決して彼のような役者は生まれない、と。


そりゃそう。敵わないよなー。
例えば今の日本人が、世界を歩いて世界の貧困を肌で感じたとしても、それは豊かな国の人間として客観的に見たにすぎないのであって、当事者の辛苦を実感として味わうことは出来ない。
苦しむことがいいことだとは思わないけれど、それを知っている人にしかもてない輝きってものも、たしかにあるよね。


渥美さんは日本で生きて日本の中しか知らないけれど、その人生は世界を股にかける宮本亜門さんに決して劣らぬほど広く深い。
人間の大きさは、決してその人が生きる世界の広さに比例しない、と思うのです。


たとえ井の中の蛙でも、井の中を知り尽くし、そこで生きぬけば、大海に出ても空ばかり見上げてその底に蠢くものさえ知らぬ者よりは、豊かな人生送れるかもしれない。


独身の頃は世界にばかり目が行って、一人でふらふらと貧乏旅行に出かけた私ですが、最近は、居心地のいい井戸を探すのもいいな、なんて思い始めたところです。
2006/08/20 (Sun)
今日の夕方。
見上げた夕焼け空に、それはそれは見事な彩雲が広がっておりました。
沈んでいく夕日を追って、空のうんと高いところにすぅっと薄く広がった雲はまるで羽ばたく鳥の群ような、流れる風のような姿で、そこに赤や黄色や緑の美しい光が滲んでいたのです。
オーロラが雲に張り付いたようなものです。

それはそれは幻想的で神々しいほどの空の芸術に、しばし見とれていました。


私はよく空をぼんやりと眺めながら歩くため、空を彩る美しい自然現象に会いやすいです。
彩雲を見るのも初めてではないけれど、これほど見事なものは見たことがありませんでした。


彩雲は、古来吉兆とされ、尊き人が生まれたときに現れるなどに現れるとも言われます。
なんだかいいことがありそうな、そんな気持ちがしました。


昔の人は洋の東西を問わず、こんな美しい雲を見て、あの空の上に極楽や天国を思い描いたんだろうなー。
あの雲の上で、美しい天女や天使が舞っているのかもしれないなー。
そんなことを想像しつつ、彩雲が消えて行くまで眺めていました。

きっと明日はいい日だ。
本当に吉兆なのかどうかはわからないけれど、たったそれだけのことでなにかいいことがありそうだと思える、ということが大事なのかもね。


そうそう、私はよく地面をぼんやり見ながら歩くこともあるので、いいものを見つけたり拾ったりすることもあります。

空も地面も、見てるといいことがたまにあります。
自然とも仲良しになれるような気がします。
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* ILLUSTRATION BY nyao *