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プロフィール
HN:
MAO kunoichi Ninja
性別:
女性
職業:
家事全般・子育て24時間営業
趣味:
妄想・古典芸能・自然を愛する
自己紹介:
重度キタネコ妄想患者です。不治の病です。
妖怪大好きですが、会ったことはありません。
地球と動植物と妖怪に優しい人間を目指しています。
江戸時代の文化をこよなく愛しています。
猫飼ってます。
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地球と動植物と妖怪に優しい人間を目指しています。
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画像を食べちゃうひつじパーツ
2006/08/10 (Thu)
昨日はまんが日本昔ばなしのスペシャルで、「ごんぎつね」をやりました。
私が子供の頃にやっていたそのままを再現しているので懐かしく、子供にもぜひ見せたい!と思っていつも見ているのだけれど、「あー、この話覚えてるー!」と私のほうが夢中になるくらい。
昔ばなしの基本は各地に伝わる口承伝説の映像化だから、これといった先入観や固定イメージはなく、アニメも強烈な印象のない絵柄なので違和感なく見ることが出来るのだけれど、「ごんぎつね」は私の大好きな、敬愛する新美南吉の名作。
すでにいくつもの絵本や映画で目にはしているけれど、イメージを損なうものでなければいいな、と思っていました。
そして実際は…。
まあ、絵柄については、これはもうひとそれぞれ好みです。
私的には動物の目にまつげをつけるのが好きではないので、ちょっとがっかりでした。
まつげくりんくりんのぱっちりお目目の動物が好きな方にはかわいいだろうと。
あと気になったのが、音楽。
気分を盛り上げるためとはいえ、あの市原悦子さんの素朴な語り口調と控えめな映像なのにそこでその音楽はちょっとびっくりするぞ、と要所要所で思いました。
エンディングも、えーそれ? と…
いい歌ですよ。でも、組み合わせってものがあります。
まあ、これもあくまでも好みですけれどね。
ストーリーは…
まあ、あの短編を一時間番組で放送しようって言うんです。多少の脚色は必要ですよね。
それを原作のストーリーの中にごちゃごちゃと混ぜ込まず、ごんと兵十が出会うまでの過去だけを付け足したのはよかったです。
出会ってからのエピソードはほぼ原作どおり。
多少、「えー!」と思うことはあっても、アニメと本では表現方法が違うことを思えば、そのくらいはあったほうがいいくらいです。
ただ、ラスト、原作で印象的なのは、兵十が銃を落とし、その銃口から青い煙が細く出ている…というシーン。
それがまったくなかったのは、故意なんだろうけれど、とても残念でした。
それにしても、思いっきりテレビっ子だった私が言うのもなんですが、息子にとって、こうして初めて知る「ごんぎつね」がアニメというメディアで…、というのは、いかがなものなんでしょうねー。
自分で見せたくて見せたのに、なんとなく後悔です。
息子の「ごんぎつね」は、このアニメの印象が残っちゃうのかなー。
私にとってのハイジやトムやアンが、ハウス(カルピス?)名作劇場のアニメのものであるように。
それはそれで、悪くないと思うのですが、やっぱり、テレビというのは子供の想像力をひとつ、奪ってしまうなーと思うのです。
自分の中で、活字や口承で伝えられるイメージを創り上げる、と言う作業をしないと、想像力のない人間になってしまうような…
杞憂かな。
でも、今アニメ界で活躍している人たちも、アニメもたくさん見たけれど自分で想像&創造する力も十分にあるわけで、たとえばそこいらへんの石ころひとつからでも、魅力的なキャラクターを考え出すほどのクリエイティブな頭脳を持っているわけですよね。
うまく、そんな想像力を育てられたらいいな、と思います。
なんて、最近はアニメを見るにも母親視点になってしまうのでやっかいです;;;
でもっ、鬼太郎さんはやっぱりいつまでも私の憧れの人だい~!
私が子供の頃にやっていたそのままを再現しているので懐かしく、子供にもぜひ見せたい!と思っていつも見ているのだけれど、「あー、この話覚えてるー!」と私のほうが夢中になるくらい。
昔ばなしの基本は各地に伝わる口承伝説の映像化だから、これといった先入観や固定イメージはなく、アニメも強烈な印象のない絵柄なので違和感なく見ることが出来るのだけれど、「ごんぎつね」は私の大好きな、敬愛する新美南吉の名作。
すでにいくつもの絵本や映画で目にはしているけれど、イメージを損なうものでなければいいな、と思っていました。
そして実際は…。
まあ、絵柄については、これはもうひとそれぞれ好みです。
私的には動物の目にまつげをつけるのが好きではないので、ちょっとがっかりでした。
まつげくりんくりんのぱっちりお目目の動物が好きな方にはかわいいだろうと。
あと気になったのが、音楽。
気分を盛り上げるためとはいえ、あの市原悦子さんの素朴な語り口調と控えめな映像なのにそこでその音楽はちょっとびっくりするぞ、と要所要所で思いました。
エンディングも、えーそれ? と…
いい歌ですよ。でも、組み合わせってものがあります。
まあ、これもあくまでも好みですけれどね。
ストーリーは…
まあ、あの短編を一時間番組で放送しようって言うんです。多少の脚色は必要ですよね。
それを原作のストーリーの中にごちゃごちゃと混ぜ込まず、ごんと兵十が出会うまでの過去だけを付け足したのはよかったです。
出会ってからのエピソードはほぼ原作どおり。
多少、「えー!」と思うことはあっても、アニメと本では表現方法が違うことを思えば、そのくらいはあったほうがいいくらいです。
ただ、ラスト、原作で印象的なのは、兵十が銃を落とし、その銃口から青い煙が細く出ている…というシーン。
それがまったくなかったのは、故意なんだろうけれど、とても残念でした。
それにしても、思いっきりテレビっ子だった私が言うのもなんですが、息子にとって、こうして初めて知る「ごんぎつね」がアニメというメディアで…、というのは、いかがなものなんでしょうねー。
自分で見せたくて見せたのに、なんとなく後悔です。
息子の「ごんぎつね」は、このアニメの印象が残っちゃうのかなー。
私にとってのハイジやトムやアンが、ハウス(カルピス?)名作劇場のアニメのものであるように。
それはそれで、悪くないと思うのですが、やっぱり、テレビというのは子供の想像力をひとつ、奪ってしまうなーと思うのです。
自分の中で、活字や口承で伝えられるイメージを創り上げる、と言う作業をしないと、想像力のない人間になってしまうような…
杞憂かな。
でも、今アニメ界で活躍している人たちも、アニメもたくさん見たけれど自分で想像&創造する力も十分にあるわけで、たとえばそこいらへんの石ころひとつからでも、魅力的なキャラクターを考え出すほどのクリエイティブな頭脳を持っているわけですよね。
うまく、そんな想像力を育てられたらいいな、と思います。
なんて、最近はアニメを見るにも母親視点になってしまうのでやっかいです;;;
でもっ、鬼太郎さんはやっぱりいつまでも私の憧れの人だい~!
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